ルー=ガルー ― 忌避すべき狼

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ルー=ガルー ― 忌避すべき狼
ルー=ガルー ― 忌避すべき狼京極 夏彦

徳間書店 2001-06-23
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おすすめ平均 star
star妖怪とは無縁な近未来SF小説の傑作
starおもしろすぎる!!
star狼がいる

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相も変わらずぶっといです。
ぶあつい。

まあ、あまりにも手が疲れそうだなと言う人は、ノベルズも出ているのでそちらの方が多少は読みやすいかも。
ルー=ガルー (トクマ・ノベルズ)
ルー=ガルー (トクマ・ノベルズ)

この小説。いろいろとチャレンジというか、お試しをして書かれていたらしいんですが、近未来というところで、執筆中+α。
納得できてしまう設定がちらほら。こわいですねえ。

勉強方法などは、個人の進捗などを重視していくと、システム的に可能であれば。こうなってしまうのではないでしょうか。
学校という物は無くならなくても、授業は全部個人進捗でとっていくって感じ。
う~ん、逆に、逃げ道無いのか。

なっとくというか、怖いというか
気になったのが

「記憶よりも記録」

人食よりも、こっちの方が本当になりそうで怖い。

記録に残らない悪は、悪ではない。

い~~や~~~。何の証拠があって。って感じ?!
証拠がなければ罪にならない。

情報改竄しちゃったら、何でもOK。

こわいねえ。

商品の説明
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国による中央集権的なデータ管理が進み、他者との接触のほとんどがモニター上で行われるなど現実と仮想の境界があいまいとなった21世半ば、14~15歳の少女のみを狙った連続殺人事件が発生した。事件の鍵を握る同級生の足取りを追う14歳の主人公・葉月、謎めいた美少女・歩未(あゆみ)、天才少女・美緒。本作は、妖怪をモチーフとした作品で人気の京極夏彦が「美少女」「バトル」「友情」といった、アニメやコミックの物語要素を盛り込んで描いた近未来ミステリーだ。
興味深いのは、2030年から53年における「通信」「病院」「警察」などの社会設定を、アニメ雑誌やインターネットを使って一般読者から公募した点だ。作品中の「形状記憶植毛」や「伝書鳩」などは読者のアイデアが採用されたものだ。巧緻なプロットとロジックを縦横に操り、読者を魅了してきた京極は、ついに読み手をも作品世界に巻き込んで壮大な「仕掛け」を完成させた。20世紀末を生きる人々の心の内を映しだした近未来の姿は、20世紀末という時代が抱え込んだ命題をより鮮明に浮き上がらせるための「大仕掛け」だ。

また、フランス語で「狼憑き」を意味する表題に象徴されるように、妖怪や化物との関連が見て取れる点もファンにはうれしい。フランスでは、1764年に14~15歳の少女が狼と思しきけものに惨殺されたのを機に、3年間で80人の子どもと女性が殺されるという「ジェヴォーダンのベート」という事件が伝説化している。中世ヨーロッパの狼伝説をよみがえらせ、あえて近未来へと舞台を移し変えた京極は、危険にさらされている現代の子どもたちへ警鐘を鳴らしているのかもしれない。(中島正敏)

出版社/著者からの内容紹介
 妖怪をモチーフにしたシリーズで、独自の小説世界を築いている京極夏彦が、近未来を舞台にした本作品で、新しい試みに挑戦しました。
 それは、執筆にあたり、近未来社会の設定を読者から公募することによって、幅広いアイデアを物語に盛り込もうという試みです。
 従来、小説は、作者から読者に一方的に物語を提供する片方向のものでしたが、本作品は双方向の試みを取り入れて誕生したのです。そのためのプロジェクト「F.F.N」(フューチャー・フロム・ナウ)は98年にスタートしました。
 インターネットや、月刊「アニメージュ」などで、募集した様々なアイデアが京極氏の物語をどのように輝かせるのいか。99年、応募の締め切り以来、刊行までの3年間でさまざまな変化が現実にはおこりました。読者が考えたアイデアが、どのように、作家の想像力を刺激したのでしょうか?

 ルー=ガルーとは、中世ヨーロッパにおける狼憑きという意もあります。
 この物語の主人公は、14歳の少女たちです。21世紀半ばの都市。清潔で無機的な均一化した社会。現実感は希薄で、モニタの中だけで世界を認識していた少女たちは端末につながれていました。ところが連続殺人事件を発端に、少女たちが、仮想の世界から飛び出します。そして少女たちは闘います。・・・その闘いの果てに見出したのは?!
 まったく新しい京極ワールドです。


内容(「BOOK」データベースより)
21世紀半ば。清潔で無機的な都市。仮想的な均一化した世界で、14~15歳の少女だけを狙った連続殺人事件が発生。リアルな"死"に少女たちは覚醒した。...闘いが始まった。読者からの応募による未来社会の設定を盛り込んだ画期的な双方向性インタラクティブ小説。

内容(「MARC」データベースより)
21世紀半ば。清潔で無機的、仮想的な均一化した世界で、14~15歳の少女だけを狙った連続殺人事件が発生。リアルな「死」に少女たちは覚醒し、闘いが始まった...。読者からの応募による設定を盛り込んだ双方向性小説。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
京極 夏彦
1963年生まれ。94年『姑獲鳥の夏』(講談社ノベルス)で衝撃のデビュー。96年『魍魎の匣』(講談社ノベルス)で第49回日本推理作家協会賞(長篇部門)を受賞。97年には、四谷怪談に材を取った『嗤う伊右衛門』(中央公論新社)で、第25回泉鏡花文学賞を受賞。また、グラフィックデザイナーでもあり、綾辻行人著『眼球綺譚』(集英社)、『山田風太郎コレクション』(出版芸術社)等、装丁の仕事も多く手がけている。水木しげる率いる「世界妖怪協会」のメンバーとして日本文化の"怪"を追求する一方、妖怪絵師としてリトグラフ展を開くなど活動の幅は広い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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このページは、puchiが2009年5月16日 10:01に書いたブログ記事です。

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